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出版者:平凡社
出版年:2015年11月
分類:801
形態:図書
◎本のあらすじ
ロシア・フォルマリズムから構造主義・文化記号論、そして、具体性に裏打ちされた脱領域的言語科学へ。「惰性化した日常生活」を痛罵し、つねに「新しいもの」を求め、挑発的論考を発表しつづけた批判精神。一般言語学、比較対照言語学、音韻論、詩学、文学研究、記号論、フォークロア、神話学、失語症、児童言語…、多岐にわたるヤコブソンの知の懐に遊び、生涯アヴァンギャルドたるその気概を知る最良の一冊。
◎目次
詩人たちを浪費した世代
プーシキンの象徴体系における彫像
言語の二つの面と失語症の二つのタイプ
言語学と詩学
翻訳の言語学的側面について
言語学的意味論の問題
言語の本質の探究
人間言語の基本的特徴
ゼロ記号
なぜ「ママ」と「パパ」なのか
アインシュタインと言語科学
◎著者紹介
ヤコブソン,ロマン
1896‐1982。20世紀を代表する言語学者のひとり。モスクワ生。モスクワ大学在学中にボガトゥイリョフらとモスクワ言語学サークルを結成。ペテルブルグのオポヤズ(詩的言語研究会)と連携し、のちにロシア・フォルマリズムと呼ばれる詩学運動を展開。同時代のロシア・アヴァンギャルド芸術運動とも深くかかわり、自身も超意味言語による詩を書く。1920‐39年はチェコスロヴァキア滞在。26年にはプラハ言語学サークルをトゥルベツコイ、マテジウス、ムカジョフスキーらと結成、機能構造主義言語学を発展させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
桑野 隆
1947年生。早稲田大学教授。専攻はロシアの文化・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
朝妻 恵里子
慶應義塾大学専任講師。専攻は言語学、記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

所蔵件数は1件です。

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1橋本図書館開架801 32303976図書在架