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著者 :吉野 りり花
出版者:論創社
出版年:2025年10月
分類:383.81
形態:図書
◎本のあらすじ
食に祈りをこめて、病を退散させる。その驚くほど多様な「食」と「病」と「祈り」の世界を追い求めて全国を旅する。わかめ、しょうが、へちま、こんにゃく、大根、みかん…。何を食べると、どの病気を封じるのか。病に翻弄されてきた長い歴史の中で、人々は身近な食べ物を通して、どのように病と向き合ってきたのか。本書は、その謎を解くために全国を巡った筆者によるエスノグラフィーだ!
◎目次
1 コロナ禍とアマビエ和菓子の誕生
2 日本人と疫病
3 花を鎮めて疫病除けを祈る―大神神社・狭井神社の鎮花祭
4 花を鎮めるやすらい祭と無病息災のあぶりもち―今宮神社のやすらい祭
5 無病息災の食べるお守り―金沢・神明宮のあぶりもち神事
6 五体をあらわす団子で無病息災―全国の厄除団子
7 わかめが万病の薬に―和布刈神社の和布刈神事
8 漬物が万病の妙薬に―萱津神社の香乃物祭
9 しょうがで無病息災・風邪をひかない―二宮神社のしょうが祭
10 薬草・朮で無病息災―八坂神社のをけら詣り・五條天神社のうけらの神事
11 月が欠けるようにぜんそくが消える―赤山禅院のへちま加持
12 病気を引き起こす虫とこんにゃく―四天王寺庚申堂の庚申こんにゃく
13 笹酒でがん封じ―大安寺の笹酒祭り
14 大根・かぼちゃで中風除け―大根炊き・かぼちゃ封じ
15 焼きみかんで中風除け―京のお火焚き
16 唐辛子断ちで咳止め祈願―唐辛子地蔵
17 眼病平癒や歯痛封じの祈り―こんにゃく閻魔・あめ薬師・鯖稲荷
18 夏バテ・暑気あたり除けに―氷室の節句と氷のまじない
19 いろいろな病除け―語呂合わせにも願いを託して
◎著者紹介
吉野 りり花
旅エッセイスト。鹿児島県出身。早稲田大学第一文学部文学科日本文学専修卒業。日本文学を学んでいた大学在学中、民俗学の講義を受けたことをきっかけに民俗学や神道文化に興味を持つ。卒業後、出版社勤務を経てフリーランスライターになり、日本の旅や食の民俗をテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
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※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。
令和6(2024)年1月~12月に発行された雑誌の貸出や予約は、令和7(2025)年12月28日(日)をもって終了いたします。

所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は0件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架383.81 36023216図書貸出中

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