- ◎本のあらすじ
- 本書は、考古学的解析、粘土板・パピルス等古代文字の言語学的解析、さらに古典時代の文献、現代技術学にいたるあらゆる手段を駆使して、古代技術の見取図を与えようとするものである。とくに、青銅、鉄などの冶金術をめぐる、各地域の独自的発明とそれらの逐次的伝播の問題については興味深い議論を展開している。
- ◎目次
- 1 金
2 銀と鉛
3 銅
4 亜鉛と真鍮(黄銅)
5 錫、青銅、アンチモン、ヒ素
6 古代の鉄
7 錬金術の起源
- ◎著者紹介
- フォーブス,R.J.
- 1900年アムステルダムの生まれ。デルフト工業大学で化学技術史を修め、卒業後ロイヤル・ダッチ・シェル石油会社に入社し、ヨーロッパおよび東インド諸島で勤務。1947年にアムステルダム大学教授となり、古代科学技術史を専門とした。1956〜1959年、国際科学史学会(International Congress of History of Science)科学史部門(DHS)会長をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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