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著者 :若杉 鳥子
出版者:ポプラ社
出版年:2011年
分類:908
形態:図書
◎本のあらすじ
「貧しい、親きょうだいのために働き通した一生が此処に睡っている」―ある芸妓の葬儀に参列するため、逕子は久々に故郷の土を踏んだ(若杉鳥子『帰郷』)。三十三で死ぬと考えることで命の尊さを分かった気になっていたお葉。だが、年老いた母が浴場で呟いた一言に、生の本当の意味を感じとる(素木しづ『三十三の死』)。一時は死による逃避を考えた「私」が、復興途上の広島に見出した平和への希望と祈り(大田洋子『残醜点々』)。過去も現実もしなやかに受けとめ、自ら明日を紡ぎだしてきた女性たちの軌跡。
◎著者紹介
若杉 鳥子
1892‐1937。東京・下谷生まれ。生後まもなく茨城の芸妓置屋の養女に。横瀬夜雨の指導を受けて歌人として活動し、その後、プロレタリア作家として評価された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
素木 しづ
1895‐1918。北海道札幌生まれ。本名・志づ。17歳のとき右足を切断した後、作家を志して森田草平に師事する。新進作家として期待を集めたが、肺結核のため22歳の若さで他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大田 洋子
1903‐1963。広島市生まれ。本名・初子。1940年、懸賞小説に『桜の国』が入選。東京で作家活動を行っていたが、疎開先の広島で被爆。その惨状を『屍の街』に記録した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
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令和6(2024)年1月~12月に発行された雑誌の貸出や予約は、令和7(2025)年12月28日(日)をもって終了いたします。

所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は0件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架908 30851596図書在架

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