- ◎本のあらすじ
- 八丁堀に架かる中ノ橋に、袈裟懸けに斬られた蜆売りの春吉の死体があがった。十三歳ながら、母親を助けて健気に働いていた春吉の骸のそばには、鯨の骨で作られた「云わざる」の根付が落ちていた。「見ざる」「聞かざる」と合わせた、いわゆる「三猿」に隠された秘密。南町奉行所与力の秋山久蔵は、岡っ引の弥平次を探索に当たらせるが…。非道許すまじ―“剃刀久蔵”の鋭刃が下手人に迫る!読者待望のシリーズ最新刊、ついに登場。
- ◎著者紹介
- 藤井 邦夫
- 1946年、北海道旭川市生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける。おもな脚本作品には「八丁堀の七人」「水戸黄門」「子連れ狼」などの人気作品も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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