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著者 :義江 明子
出版者:塙書房
出版年:2017年3月
分類:288.41
形態:図書
◎目次
1 古代女帝論の意義(古代女帝論の軌跡
“聖なる女”の思想的系譜)
2 日本古代の女帝(王権史の中の古代女帝
古代女帝論の過去と現在
古代女帝論の転換とその背景
持統王権の歴史的意義
元明天皇と奈良初期の皇位継承
巫女王の真実―「イヒトヨ」王の物語より)
3 古代社会のジェンダー編成(女丁の意義―律令国家支配と女性労働
村と宮廷の「刀自」たち)
4 系譜論と女帝論の接点(系譜様式論からみた大王と氏
古代は父系社会か―溝口睦子・吉川敏子両氏の批判に答えて)
◎著者紹介
義江 明子
1948年大阪府生まれ。1971年東京教育大学文学部史学科卒業。1979年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、帝京大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館書庫288.41 33672320図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 ニホン コダイ ジョテイロン
日本古代女帝論
著者名1 ヨシエ アキコ
義江 明子/著
1948年大阪府生まれ 1971年東京教育大学文学部史学科卒業 1979年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了 現在帝京大学名誉教授 文学博士 著書『日本古代の氏の構造』吉川弘文館、1986年ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 ハナワショボウ
塙書房
出版年 201703
分類 288.41
ページ 369,9p
サイズ 22cm
ISBN 978-4-8273-1290-4
価格 11000
内容紹介 王権史の中の古代女帝の事蹟と意義、その土台をなす古代社会のジェンダー的特質と歴史的変容を考察し、中継ぎ論や巫女論とは異なる8代6人の女帝の実像を明らかにする。
件名 女性天皇-歴史-古代
収録内容【1 古代女帝論の意義】
 1 古代女帝論の軌跡
 「中継ぎ論」と「巫女論」の確立まで
 王権論の進展と女帝研究の新たな地平
 女帝論の現在
 2 〝聖なる女〟の思想的系譜
 古代の女王ヒミコ ヒミコ言説の登場と変容
 日本史教科書にみる「鬼道」と「男弟」
 【2 日本古代の女帝】
 1 王権史の中の古代女帝
 世襲王権の成立までー3~5世紀 世襲王権の特質と社会基盤
 先帝意思による継承をめざして-6~7世紀 神話的継承観の形成-7世紀後半
 長老女性の執政-8世紀前半 古代女帝の終焉-8世紀後半
 〔補論〕新羅善徳王をめぐる〝女主忌避〟言説
 2 古代女帝論の過去と現在
 〝女帝〟は忌避されたか 「天つ日嗣」の確立まで
 大后権の背景 『日本霊異記』にみる女帝たちの表象
 3 古代女帝論の転換とその背景
 近年における女帝論の見直し 古代女帝の再検討-持統を中心に
 古代女帝論と近代
 4 持統王権の歴史的意義
 持統の事蹟の意義 〝草壁嫡系皇統〟観の形成
 皇位継承論と双系社会論の交差するところ
 5 元明天皇と奈良初期の皇位継承
 「楯たつらしも」の歌をめぐって
 阿閇皇太妃をめぐって
 奈良初期の皇位継承
 巫女王の真実-「イヒトヨ」王の物語
 飯豊王の執政 「与夫初交」をめぐって
 自称「忍海飯豊青尊」 「飯豊・青」の名が語るもの
 【3 古代社会のジェンダー編成】
 1 女丁の意義
 女丁とは 女丁の働き-造酒司を中心に 女丁と貢納
 〔補論〕造酒司出土女性名小型木簡の再検討
 2 村の宮廷の「刀自」たち
 古代社会におけるジェンダーの特質
 経営者としての「刀自」
 政治的地位を築いた「刀自」
 4 系譜論と女帝論の接点
 ビジュアル史料としての系図
 地位継承と非血縁原理
 王族家産と双系血縁原理
 2 古代は父系社会か-溝口睦子・吉川敏子両氏の批判に答えて
 稲荷山鉄剣銘文と『上宮記』逸文-溝口睦子説の検討
 「和気系図」と「海部系図」-吉川敏子説の検討

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