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著者 :松薗 斉
出版年:2017年4月
分類:210.4
形態:図書
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架210.4 33463829図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 チュウセイ ニッキ ノ セカイ
中世日記の世界
叢書名 シリョウ デ ヨミトク ニホンシ
史料で読み解く日本史
著者名1 マツゾノ ヒトシ
松薗 斉/編著
【松薗斉】1958年 東京都生まれ。1988年 九州大学大学院文学研究科博士後期過程単位取得満期退学。現在 愛知学院大学文学部教授。著書『日記の家』(吉川弘文館、1997年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 コンドウ ヨシカズ
近藤 好和/編著
【近藤好和】1957年 神奈川県生まれ。1987年 國學院大學大学院文学研究科博士課程後期日本史学専攻単位取得。博士(文学・広島大学)。現在 國學院大學大学院・和洋女子大学非常勤講師。千葉県刀剣登録審査委員。著書『源義経』(ミネルヴァ書房、2005年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 ミネルヴァショボウ
ミネルヴァ書房
出版年 201704
分類 210.4
ページ 440,15p
サイズ 21cm
ISBN 978-4-623-07853-0
価格 4000
内容紹介 中世を通じて武家や僧侶・神官、女房といった様々な人々に広がっていった日記。彼らの書きとめた信仰の旅や夢の世界を通じて、中世の日記と有職故実をより深く知るための1冊。
件名 日本-歴史-中世
日記文学-日本-歴史-中世
有職故実
収録内容序章 日記と有職故実 / 近藤 好和
 日記という文献 有職故実の成立 「日記」と有職故実
 【第1部 日記と有職故実】
 第1章 年中行事書-公事全体のマニュアル書
 『九条年中行事』(藤原師輔)・『小野宮年中行事』(藤原実資)‐有職故実断章 / 磐下 徹
 『江家次第』(大江匡房)-歴史史料としての『江家次第』論 / 末松 剛
 『類聚雑要抄』-前期院政「儀式の時代」 / 佐多 芳彦
 『建武年中行事』(後醍醐天皇)-宮廷儀式の案内書 / 佐藤 厚子
 第2章 故実書-特定の身分・職掌のマニュアル書
 『清カイ眼抄』-平安末期の配流と火災 / 中町 美香子
 『執政所抄』-摂関家家司の職務遂行マニュアル / 樋口 健太郎
 『世俗浅深秘抄』(後鳥羽上皇)-上皇が集成した公家故実の法庫 / 近藤 好和
 『禁秘抄』(順徳天皇)-天皇による天皇のための天皇故実の修正 / 近藤 好和
 『吉口伝』(藤原隆長)-変容する儀式書 / 松薗 斉
 第3章 装束抄-装束に関するマニュアル書 / 近藤 好和
 『餝抄』中院通方-風流の装束故実の集大成
 『次将装束抄』(藤原定家)-儀仗化した武官とその装束の故実集成
 『法体装束抄』(高倉永行)-室町初期の法体装束に関する生きた史料
 【第2部 中世日記の諸相-記主の広がり】
 第4章 武家の日記 幕府と戦国大名、その吏僚の日記をめぐって
 『殿中日々記』-室町幕府の申次衆が筆録した職務日記とその周辺 / 設楽 薫
 『上井覚兼日記』(上井覚兼)-戦国期の地方武士の日記 / 日隈 正守
 第5章 僧侶・神官の日記-日記から展望する多様な中世寺社の世界
 『臥龍日件録抜尤』(惟高妙安)-室町文化の周辺と世相 / 上田 純一
 『天文日記』(本願寺証如)-戦国乱世のただなかに生きた僧侶 / 安藤 弥
 『長楽寺永禄日記』(賢甫義哲)-関東平野の原風景を読み解く / 梁瀬 大輔
 『北野社家日記』-室町戦国期情報の宝庫 / 山田 雄司
 第6章 女房の日記-『御湯殿上日記』にみる戦国禁裏女房の眼差し / 松薗 斉
 『御湯殿上日記』とは 起源 中世日記にみえる女房関係記事 日記の記主とその形態 日記の感情表現
 第7章 陰陽師の日記-『養和二年記』に見える天文道 / 細井 浩志
 『養和二年記』と記主安倍泰忠 天文密奏と日記 『養和二年記』にみえる天文道の活動 『養和二年記』にみる陰陽師の日常生活 『養和二年記』の特徴
 【第3部 中世日記の諸相-記事内容の広がり】
 第8章 参詣記-熊野と伊勢、中世の二大信仰の旅の日記
 『熊野御幸行』(藤原定家)-霊地熊野を目指す貴族たち / 高橋 典幸
 「伊勢参宮記」-日記紀行文学の中世的展開 / 岡野 友彦
 第9章 入宋・入明記-遥かなる海の彼方へ、海外への旅の軌跡 / 榎本 渉
 入明記-遣明使に不可欠な外交故実書 / 伊藤 幸司
 第10章 夢の日記-神仏の世界への回路として / 松薗 斉
 夢を記録するということ 貴族にとっての夢の価値 『中右記』に見える夢 『台記』に見える夢
 第11章 従軍記(文禄の役・慶長の役)-『朝鮮日々記』(慶念)に記された惨状と告白 / 津野 倫明
 『朝鮮日々記』と慶念 文学としての『朝鮮日々記』 史料としての『朝鮮日々記』
 第12章 茶会記-中世商人の日記を追跡して / 松薗 斉
 日本の中世社会に商人の日記はなかったのか 記録としての茶会記 同時代の日記にみえる茶湯の記録 中世商人の文化的営為としての日記

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