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著者 :金 薫
出版者:クオン
出版年:2020年2月
分類:929.13
形態:図書
◎本のあらすじ
一八八〇年代、天災による飢餓や疫病が蔓延していた頃、朝鮮王朝による天主教(ローマ・カトリック)信徒への迫害は凄惨を極めていた。拷問で殺された三兄弟の生き残りである儒学者、無学ながら教えに惹かれる馬子、汁飯屋の寡婦、元宮女、船頭、黒島の少年、背教者…埋もれていた史実にこだわり、膨大な資料をもとに虚構を織り交ぜながら、人間たちの切実な生の営みを描く。韓国を代表する作家金薫による歴史小説の真骨頂。
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館開架929.13 34102210図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 フクサン
黒山
叢書名 アタラシイ カンコク ノ ブンガク
新しい韓国の文学
20
著者名1 キム フン
金 薫/著
【金薫】1948年ソウル生まれ。高麗大学政治外交学科に入学後、英文学科に転科したが、父親の逝去と経済的な困難により中退し、韓国日報に入社。以降、数々のメディアで記者として長く活動した。『文学紀行』(朴来富との共著)などの初期のエッセイ作品に続き1995年に発表された『櫛目文土器の思い出』から小説に軸を移し始める。韓国で百万部を超えるヒットとなった『狐将』(新潮社、2005年)をはじめ歴史を小説の題材にすることが多く、独特の筆致と重厚な世界観で読者を魅了している。他の代表作に短編「化粧」(2001年、李箱文学賞受賞作)、長編『南漢山城』(2007年、映画「天命の城」原作)、エッセイ集『鉛筆で書く』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 トダ イクコ
戸田 郁子/訳
【戸田郁子】韓国仁川在住の作家、翻訳家。1983年に韓国に留学し近代史を学ぶ。中国ハルビンに留学後、中国朝鮮族を取材。著書に『80年前の修学旅行』(韓国・土香)、『中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶』(岩波書店)、『ふだん着のソウル案内』(晶文社)など。仁川の旧日本租界に「仁川官洞ギャラリー」を開いた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 クオン
クオン
出版年 202002
分類 929.13
ページ 398p
サイズ 19cm
ISBN 978-4-904855-92-8
価格 2700