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著者 :倉本 一宏
出版者:中央公論新社
出版年:2022年7月
分類:S288.3
形態:図書
◎本のあらすじ
清盛ら平家一門が権力を握ったのはわずか十数年。だが日本史において平氏の存在感は大きい。「源平合戦」で功績を挙げて鎌倉幕府を支えた御家人(北条氏、梶原氏、三浦氏など)の多くは平氏出身とされ、後世の織田信長も平氏の末裔を称した。本書は、平朝臣の姓を賜った天皇の子孫たちに始まり、朝廷に対して反乱を起こした平将門、公卿・実務官人として京都で活躍した堂上平氏など、公家・武家にわたる平氏の全貌を描く。
◎目次
第1章 桓武平氏の誕生(桓武平氏の成立
高棟流桓武平氏の成立 ほか)
第2章 その他の平氏(葛原親王流ではない桓武平氏
仁明平氏 ほか)
第3章 公家平氏の人びと(公卿としての平氏
実務官人としての平氏 ほか)
第4章 武家平氏の葛藤(貞盛流武家平氏
貞盛流以外の武家平氏 ほか)
第5章 公家平氏と武家平氏の邂逅(清盛家と公家平氏の結合
平家王権の成立 ほか)
◎著者紹介
倉本 一宏
1958年(昭和33年)、三重県津市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。現在、国際日本文化研究センター教授。博士(文学、東京大学)。専門は日本古代政治史、古記録学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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