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◎本のあらすじ
白昼テロ犯・山口二矢、永山則夫、サカキバラ、…。殺人犯が少年だとわかるたびに、報道と世間は、実名か匿名か、社会の責任か個人の責任か、加害・被害の立場の間で揺れ、戦後から現在まで少年像は大きく変わった。二〇歳から一八歳へ成人年齢が引き下げられる中、大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる。
◎目次
第1章 戦後復興期 揺籃期の少年事件―少年事件は、実名で報道されていた!
第2章 経済成長期 家庭と教育の少年事件―少年事件とは、子供の事件
第3章 バブル時代 逸脱の少年事件―メディアの「型」から外れる少年たち
第4章 バブル前後 曲がり角の少年事件―子供だましをしていた捜査機関や司法
第5章 平成初期 少年と死刑―18、19歳をめぐる死刑存廃論
第6章 少年事件史の転成―加害者の視点から被害者の視点へ
第7章 21世紀の精神鑑定 発達障害の時代―「環境」責任から「個人」責任へ
第8章 少年事件の退潮―市民が少年を裁く時代に
補記
最終章 少年事件を疑う―少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
◎著者紹介
川名 壮志
1975年生まれ。2001年早稲田大学法学部卒業。現在―毎日新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館開架S368.7 34793034図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 キシャ ガ ヒモトク ショウネン ジケンシ
記者がひもとく「少年」事件史
副書名 ショウネン ガ ナイフ オ ニギル タビ オトナタチ ワ リユウ オ サガス
少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
叢書名 イワナミ シンショ シンアカバン
岩波新書 新赤版 1941
1941
著者名1 カワナ ソウジ
川名 壮志/著
1975年生まれ。2001年早稲田大学法学部卒業。現在 毎日新聞記者。著書 『謝るなら、いつでもおいで』(集英社、のち新潮文庫)、『僕とぼく』(新潮社、のち新潮文庫)、『密着 最高裁のしごと』(岩波新書)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 イワナミショテン
岩波書店
出版年 202209
分類 368.7
ページ 227p
サイズ 18cm
ISBN 978-4-00-431941-2
価格 860
内容紹介 殺人犯が少年だとわかるたびに、報道と世間は実名・匿名、社会・個人の責任、加害・被害の間で揺れ、「少年」像は大きくシフトした。戦後復興期から現在までをたどり、成人年齢引き下げの中、大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる。
件名 少年犯罪-日本-歴史-1945~
犯罪と報道
マス・コミュニケーションと社会

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