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著者 :エマニュエル・トッド
出版者:文藝春秋
出版年:2022年10月
分類:361.63
形態:図書
◎本のあらすじ
下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。「核家族」―高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。「共同体家族」―西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人類学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は明るい。「直系家族」―「経済」を優先して「人口」を犠牲にしている日本とドイツ。東欧から人口を吸収し、国力増強を図るドイツに対し、少子化を放置して移民も拒む日本は、国力の維持を諦め、世界から引きこもろうとしている。
◎目次
第11章 民主制はつねに原始的である
第12章 高等教育に侵食される民主制
第13章 「黒人/白人」の危機
第14章 意志と表象としてのドナルド・トランプ
第15章 場所の記憶
第16章 直系家族型社会―ドイツと日本
第17章 ヨーロッパの変貌
第18章 共同体家族型社会―ロシアと中国
追伸―リベラル・デモクラシーの将来
◎著者紹介
トッド,エマニュエル
1951年生まれ。フランスの歴史人口学者・家族人類学者。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態に着目する方法論により、『最後の転落』(76年)で「ソ令崩壊」を、『帝国以後』(2002年)で「米国発の金融危機」を、『文明の接近』(07年)で「アラブの春」を、さらにはトランプ勝利、英国EU離脱なども次々に“予言”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
堀 茂樹
1952年生まれ。慶應義塾大学名誉教授(フランス文学・思想)。翻訳家。アゴタ・クリストフの『悪童日記』をはじめ、フランス文学の名訳者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
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※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。
令和6(2024)年1月~12月に発行された雑誌の貸出や予約は、令和7(2025)年12月28日(日)をもって終了いたします。

所蔵

所蔵件数は3件です。

現在の予約件数は1件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1橋本図書館開架361.63 35082486図書貸出中
2相武台分館開架361 34806018図書在架
3光が丘公民館開架361 34870014図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 ワレワレ ワ ドコカラ キテ イマ ドコ ニ イル ノカ
我々はどこから来て、今どこにいるのか?
著者名1 エマニュエル トッド
エマニュエル・トッド/著
【エマニュエル・トッド】1951年生まれ。フランスの歴史人口学者・家族人類学者。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態に着目する方法論により、『最後の転落』(76年)で「ソ連崩壊」など次々に“予言”。著書に『エマニュエル・トッドの思考地図』(筑摩書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 ホリ シゲキ
堀 茂樹/訳
【堀茂樹】1952年生まれ。慶應義塾大学名誉教授(フランス文学・思想)。翻訳家。アゴタ・クリストフの『悪童日記』をはじめ、フランス文学の名訳者として知られる。訳書に『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』(E・トッド著)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
巻書名 民主主義の野蛮な起源
出版者 ブンゲイシュンジュウ
文藝春秋
出版年 202210
分類 361.63
ページ 316p
サイズ 20cm
ISBN 978-4-16-391612-5
価格 2200
内容紹介 ホモ・サピエンス誕生からトランプ登場までの全人類史を「家族」という視点から書き換えていく本。下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることを明らかにし、「家族」から主要国の現状とありうる未来を分析する。
件名 家族制度-歴史

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