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著者 :出口 顯
出版者:NHK出版
出版年:2024年3月
分類:389
形態:図書
◎本のあらすじ
人類の長い歴史の中で文字の存在はどんな意味を持ったのか。「そこから文明が生まれた」、「音声を残せるようになった」…このような従来の西洋中心主義的な“常識”を脱して本書は、古今東西の文字使用が意外な事例に満ちていることを示す。マクルーハンやオング、グディなど先学者の偏向を見抜き、音声のほうが文字より信頼される古代ギリシアや中世英国、文字を超人的な力の源泉として利用する南米や南洋の例、「語り物」の成り立ちをめぐる柳田國男の論まで参照して読み書き能力への素朴な信仰を動揺させる、刮目の文明論。
◎目次
第1部 文字の効用をめぐる有力な議論(「文字は認識を変える」か?
「活字は視覚を特権化する」か?
なぜ文字が「届けられない」か?)
第2部 声に権力を行使する文字(音声中心主義を見抜く
文字が読む人の声を奪う)
第3部 書承と口承の境界面(文字が新たな声を生み出す
文字は皮膚に記憶されている
「砂の本」を追いかけて)
打ち言葉と手書きの擁護
◎著者紹介
出口 顯
島根大学名誉教授・放送大学島根学習センター所長。博士(文学)。1957年、島根県生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中退。島根大学法文学部教授、副学長を務める。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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令和6(2024)年1月~12月に発行された雑誌の貸出や予約は、令和7(2025)年12月28日(日)をもって終了いたします。

所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架389 35977677図書在架