- ◎本のあらすじ
- 僕の生命の残りをあげるから、おばさんはその分、長生きしてください―。特攻隊少年飛行兵たちはこの上なく美しく、限りなく哀しい言葉を遺して空に散っていった。その散華は国や天皇のためでなく、愛する妹、愛慕する父母、愛しい恋人のための勇敢な飛翔であった。そのあまりにも純粋で無垢な魂の呻吟を遺された手紙、日記、遺書、関係者の談話により現代に刻印した不滅の記録。
- ◎目次
- 特攻基地、知覧ふたたび―序にかえて
心充たれてわが恋かなし
取違にて
海の自鳴琴
第百三振式隊出撃せよ
サルミまで
あのひとたち
祐夫の桜輝夫の桜
海紅豆咲くころ
母上さま日記を書きます
雲ながれゆく
父に逢いたくば蒼天をみよ
約束
二十・五・十一九州・雨 沖縄・晴のち曇
背中の静ちゃん
素裸の攻撃隊
惜別の唄
ごんちゃん
“特攻”案内人
魂火飛ぶ夜に
特攻誄―あとがきにかえて
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