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著者 :本村 凌二
出版者:講談社
出版年:2024年10月
分類:209.3
形態:図書
◎本のあらすじ
歴史の大波はギリシア北方の「声なき高地の民」から起こった。マケドニア王・フィリポス二世がギリシアの覇者となり、その子アレクサンドロスは紀元前三三四年、東征を開始する。わずか一〇年で築かれた大帝国と、新たな文明世界。そこで生まれた学芸と思想の、豊かな生命力と創造力。人類最初のグローバル化は、空前の宗教融合をもたらし、人間は神に「個人としての救済」を求め始める。ローマに先行して普遍化した文明“ヘレニズム”を描き直す。
◎目次
第1章 声なき「高地の民」(マケドニアの軍事ルネサンス
デモステネスとアリストテレス
侵略か、防衛戦争か
ギリシア世界の覇者、フィリポス二世)
第2章 希望の大王、東へ征く(アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」
帝国ペルシアへの侵攻
テュロスからペルセポリスへ
世界の果てをめざして)
第3章 後継者たちの戦いと均衡(帝国の中核―アンティゴノス朝マケドニア
ギリシア、インドに接す―セレウコス朝エジプトの
外来政権―プトレマイオス朝
ヘレニズム諸国の経済と都市)
第4章 共通語は新しい神を生む(ローマの台頭とヘレニズム文明
思想と人間観の変容
救済者として現れる神)
◎著者紹介
本村 凌二
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士(西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
※長期未返却資料がある場合、お返しいただくまで新たな資料の予約申込みはできません。
※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。

所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は2件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架209.3 35963289図書貸出中