相模原市の図書館

ログインしていません

蔵書検索・予約

ハイライト:ONOFF

著者 :武澤 秀一
出版者:筑摩書房
出版年:2024年10月
分類:521.818
形態:図書
◎本のあらすじ
古代の天皇たちが建立した社寺建築は天皇の血筋を可視化し、即位の正統性を強くアピールしていた。社寺建築の配置タイプは天皇たちの血筋に明確に対応していたのだ。聖徳太子創建の法隆寺若草伽藍は塔と金堂がタテ一列だったが、天智天皇はこれを真っ向から否定し、塔と金堂がヨコに並ぶ法隆寺西院伽藍を建立。一方、天武天皇は三極構造の薬師寺を建立し、その妻持統天皇は三極構造を伊勢神宮の社殿配置に導入した。“タテ→ヨコ→三極”の変遷に秘められた天皇たちの戦略を探る。
◎目次
プロローグ 謎めく二つの法隆寺
第1部 法隆寺は二つあった(塔の礎石が庭石に
法隆寺再建・非再建論争があった
何から何まで対照的な二つの法隆寺
”太子を拝む寺”への大転換
なせ法隆寺だけ中門の真ん中に柱が立つのか)
第2部 伊勢神宮と薬師寺は車の両輪(神宮・神明造り・アマテラスは同時に成立した
神話が予告する
古を未来に届ける式年遷宮
薬師寺から伊勢神宮へ
伊勢神宮に移転した三極)
第3部 皇統を定めた三極構造(建築群の配置に託されたもの
血のながれを加速させて本流に
三極の成り立ちと意味)
終章 時間の中の三極
エピローグ 三極構造は未来に向かう
◎著者紹介
武澤 秀一
1947年生まれ。建築家/博士(工学・東京大学)。東京大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科修士課程(建築学専攻)を中退して同大学助手。その後、独立して設計事務所を主宰。神社仏閣などの建築空間を通しての日本人の心のありようの探究がライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
※長期未返却資料がある場合、お返しいただくまで新たな資料の予約申込みはできません。
※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。

所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は0件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館開架521.818 35692375図書貸出中