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著者 :藤原 貞朗
出版者:講談社
出版年:2024年11月
分類:706.9
形態:図書
◎本のあらすじ
「人生に一度は“モナリザ”をルーヴルで見たい!」かつて近代化に乗り遅れた「カオスの迷宮」は、いかにして世界中から憧れられる「最強のブランド」となったか?なぜ“ニケ像”だけが大階段の上に据えられているのか?十年間だけ印象派が所蔵された顛末とは?現代アート、モードや漫画をも「古典」と成して飲み込み文化国家フランスを荘厳する「偉大なるルーヴル」創出の百年を、戦略と欲望、政治と資本が渦巻く歴史として描き出す。驚くべき発見と鋭い洞察に満ちた、興奮の美術史!
◎目次
ルーヴル美術館の現在
ルーヴル美術館の歴史―誕生から巨大化への長い道のり
コレクションと展示室の発展―第三共和政前期(一八七〇‐一九一四)
一九二〇年代、「迷宮」からの再出発
ルーヴル美術館の「ナショナリゼーション」―近代化に隠された意味
ルーヴルの「顔」―ブランド・イメージの創出と“サモトラケ島のニケ”の秘密
ルーヴル・マジック、もしくは古典の誘惑
幕間劇 空白の二十年(一九三九‐五九年)と一九三〇年代の「忘却」
「世界一の美術館」の誕生―“モナリザ”とともに
「ルーヴルへの回帰」―グラン・ルーヴル計画
グローバル・ブランド「ルーヴル帝国」への「進化」
「ルーヴル美術館展」の歴史―学芸員による展覧会活動
◎著者紹介
藤原 貞朗
1967年、大阪府に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程退学。リヨン第二大学第三課程、大阪大学大学院助手を経て、茨城大学人文社会科学部教授。博士(文学)。専門は美学・美術史。主な著書に、『オリエンタリストの憂鬱 植民地主義時代のフランス東洋学者とアンコール遺跡の考古学』(めこん、渋沢・クローデル賞本賞、サントリー学芸賞)、『共和国の美術 フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代』(名古屋大学出版会、吉田秀和賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
※長期未返却資料がある場合、お返しいただくまで新たな資料の予約申込みはできません。
※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。

所蔵

所蔵件数は1件です。

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1橋本図書館開架706.9 36077956図書在架