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著者 :藤崎 麻里(1979-
出版者:朝日新聞出版
出版年:2025年1月
分類:366.621
形態:図書
◎本のあらすじ
先の見通せない時代、労働組合にできることは何か。働き手を守るための社会的機能とは?2024年の春闘では賃上げ率が5%台と33年ぶりの高水準となった。「古い枠組み」と思われがちな労働組合だが、歴史的ベアに加え、「カスハラ対策」など新たな政策を生み出す力が注目されている。本来、経営者に対して弱い立場におかれる働き手が、対等な立場で賃金や働く場所のルールを議論できる仕組みが労働組合だ。だが、活動を知らない世代が増え、働き方が多様化する時代、労組とつながらない人たちは少なくない。格差拡大の今、産業の環境変化に対応できる人材育成の仕組みや、雇用のセーフティーネット構築など労組が取り組むべき課題は多い。
◎目次
1 日本編―現場から(職場の働きやすさをつくる―「カスハラ」の舞台裏
フリーランス・雇用されない働き方―成長産業や人手不足なのに賃金が上がらない
「職場をカスタマイズする方法」―メディアパーソナリティー小島慶子さんの場合
中小の春闘―変化のうねりは鳥取から)
2 日本編―政策提言(「官製春闘」の実態―最大の賃上げ策は労組を増やすこと?
リスキリング―スウェーデンの労使が作った枠組み
ワークルール―学校教育で広がらない「働く上での基本ルール」
外国人の相談窓口―NPOと地方連合の連携
働く人の視点を政治に生かすためには
労働組合のこれから)
3 日本編―労働組合の可能性(領域を広げる―組合員以外のために何ができるのか
労働組合を改革する
NPOとつながる意味
社会でも支えるという発想)
4 米国編―現場から(サンダース委員会―「企業の強欲とたたかう」
中間層をつくるために
ボトムアップからの改革は?―全米自動車労働組合(UAW)の変化
伝統的労組の変化―シカゴ教職員組合の「歴史的」転換点
新しい「労組」の誕生―グーグルで始まった社会運動)
◎著者紹介
藤崎 麻里
1979年生まれ。朝日新聞記者。経済部、政治部などを経て、GLOBE編集部。経済部では経済産業省、エネルギー、金融、IT、総務省、連合など労働分野を担当した。一橋大学大学院社会学研究科ならでにロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院国際関係学科で修士課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
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所蔵

所蔵件数は1件です。

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館開架366.621 35721026図書貸出中