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書名 :第七問 
著者 :リチャード・フラナガン
出版者:白水社
出版年:2025年9月
分類:933.7
形態:図書
◎本のあらすじ
当代随一の人気作家H・G・ウェルズが最新の科学的発見を取り入れて未来を描いた『解放された世界』は不評だった。だが、この小説から世界の破滅が現実になると確信した男がいた。その発見を軍備開発に使う危険性を物理学者仲間に、大統領に訴えるが、遂にアメリカは敵国より先にと原子爆弾開発「マンハッタン計画」を開始。開発された爆弾はやがて広島と長崎に落とされる。泰緬鉄道の建設労働の地獄を奇跡的に生き延び、移送された日本での苛酷な俘虜労役についていた著者の父は、ここでも生き延びた。そんな父と家族の来し方には、母国タスマニアの歴史があった。太古からの美しくも厳しい大自然のなか、そこに暮らしてきたのはどんな人々だったのか?多岐にわたる人々の物語を、深い洞察力と圧倒的手腕で縦横無尽に紡ぎ、著者の新たな傑作と評される、ベイリー・ギフォード賞受賞作品。
◎著者紹介
フラナガン,リチャード
オーストラリアのタスマニア州で生まれ育つ。義務教育修了後に測量補助員として働いたのち、タスマニア大学、オックスフォード大学で歴史を学ぶ。帰国後リバーガイドの職に就く。デビュー作Death of a River Guide(1994)でオーストラリアの主要文学賞各賞を受賞。3作目の『グールド魚類画帖:十二の魚をめぐる小説』の英連邦作家賞受賞(2002年度)で世界にその名を知らしめた。第二次世界大戦中に父親が生き延びた苛酷な捕虜経験を題材に、12年の歳月をかけて書かれた『奥のほそ道』は、2014年度ブッカー賞を受賞し、各国の書評子から「傑作のなかの傑作」と絶賛された。2023年発表の本書は、英国最高のノンフィクション賞であるベイリー・ギフォード賞を受賞した。同賞とブッカー賞双方を受賞した作家は史上初(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
渡辺 佐智江
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館新着本⑤(市立)933.7フラナ 35859610図書貸出中

詳細情報

名称書誌情報
書名 ダイナナモン
第七問
著者名1 リチャード フラナガン
リチャード・フラナガン/著
【リチャード・フラナガン】オーストラリアのタスマニア州で生まれ育つ。タスマニア大学、オックスフォード大学で歴史を学ぶ。デビュー作Death of a River Guide(1994)でオーストラリアの主要文学賞各賞を受賞。3作目の『グールド魚類画帖:十二の魚をめぐる小説』の英連邦作家賞受賞(2002年度)で世界にその名を知らしめた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 ワタナベ サチエ
渡辺 佐智江/訳
【渡辺佐智江】翻訳家。リチャード・フラナガン『奥のほそ道』(白水社)、レム・コールハース『S,M,L,XL+現代都市をめぐるエッセイ』(共訳、ちくま学芸文庫)など訳書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 ハクスイシャ
白水社
出版年 202509
分類 933.7
ページ 269p
サイズ 20cm
ISBN 978-4-560-09186-9
価格 3000
内容紹介 終末的未来の危機を描いた小説家H・G・ウェルズ、原爆開発に端緒を開いた物理学者レオ・シラード、泰緬鉄道から生還した父とその家族、流刑地だった母国とそこに住む人々の歴史を描くメモワール。ベイリー・ギフォード賞受賞作品。

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