相模原市の図書館

ログインしていません

蔵書検索・予約

検索条件 出版者名:朝日新聞出版

ハイライト:ONOFF

著者 :濱口 裕介
出版者:山川出版社
出版年:2025年8月
分類:211
形態:図書
◎本のあらすじ
エゾの世界と日本が出合って以降、時代ごとの世界観が、多様な地図に描かれつづけていた。常に境界が動き続けてきた北辺地域をめぐる、「日本の国土像の変遷」を探る!なぜ、北海道だけ「道」なのか?北辺地域(北海道島、サハリン島、千島列島)を描いた地図を時代順に並べることで、現在の世界のみえ方、日本の国土像がどのように変遷してきたのかがみえてくる!
◎目次
第1部 エゾの世界と日本の出合い(〜安土桃山時代)(北海道島、はじめて地図に描かれる〈古代・中世日本の世界観〉
征服者秀吉の「エゾ」認識〈統一政権の誕生と北辺地域(一六世紀末)〉)
第2部 曖昧な領域に立つ松前藩の時代(江戸前期〜中期)(流行作家西鶴の蝦夷地名所案内〈松前藩の成立(一七世紀前半)〉
百科事典が語り伝えたアイヌの国々〈シャクシャインの戦い(一六六九年)〉
冒険商人飛驒屋の盛衰〈和人商人の蝦夷地進出(一八世紀中頃)〉
日露両国の邂逅〈幕府の蝦夷地進出(一八世紀末)〉)
第3部 日露の接近が招いた「蝦夷地」の終焉(江戸後期〜明治初期)(「間宮海峡発見」、その先の旅へ〈幕府の蝦夷地支配(一九世紀初頭)〉
副将軍は「北地」をめざす〈海防論と攘夷論(一九世紀前半)〉
幕末のサハリン国境守備隊〈サハリン島をめぐる日露国境問題(一八五六〜六八年)〉
「北加伊道」と「北海道」〈北海道の成立(一八六九年)〉)
第4部 進む北海道開拓と「内地化」の進展(明治〜昭和戦前)(“日本史上最大”の根室県〈開拓使から三県一局へ(一八八二年)〉
忘れられた島「北州」〈国定教科書の登場(一九〇三年)〉
「薩哈嗹(サガレン)州」への野心〈ロシア革命干渉戦争(一九一八年)〉
「産婆」も地図に描かれた拓殖事情〈釧路台地の開発(二〇世紀中頃)〉)
第5部 新しい日本の国土像創出へ(昭和戦後〜現代)(北海道地図から消えた「千島」〈戦後の北海道像(一九四五年)〉
縫い取られた兄妹の足跡〈現代社会と先住民族〉)
◎著者紹介
濱口 裕介
1980年東京都生まれ。2007年立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。足立学園中学校/高等学校常勤講師・日本医療大学非常勤講師・札幌大学女子短期大学部助教などを経て、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員・「千島国」通史研究会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※予約できる点数は、1人10点までです。
※長期未返却資料がある場合、お返しいただくまで新たな資料の予約申込みはできません。
※町田市に在住もしくは、多摩美術大学・東京工科大学・桜美林大学に在学、在勤で利用者登録されている方は、ホームページからの予約サービスは受けることができません。

所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は0件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架211 36015261図書貸出中