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◎本のあらすじ
20世紀フランス文学を代表する詩人、劇作家であると同時に、優れた外交官であったポール・クローデルが、駐日大使時代に本国外務大臣に書き送った外交書簡集である。ロダンの愛人として知られる姉カミーユのジャポニスムの影響をうけて、日本に魅せられたクローデルが、大使となって東京に赴任したのは、第1次大戦終結から3年後のことであった。クローデルはこれらの報告のなかで、極東の新興勢力として国際社会から注目され、さらなる近代化に向けて邁進する日本社会の諸相を見事な筆で描きだしている。のみならず、この詩人大使は、日英同盟が廃棄され、アメリカの排日移民問題が再燃し、英米の提携が強まる一方で、日本が中心軸をはずれ、孤立を深めつつあることをはっきりと指摘し、その先に到来する事態を正確に見通している。恐るべき洞察力である。英米との開戦にいたる近代日本の転換点を捉えなおすための第一級の資料といえる。
◎目次
1921(大正10)年(裕仁皇太子摂政となる
ワシントン会議と日本の軍艦数の削減、および中国の問題 ほか)
1922(大正11)年(駐日ドイツ大使ゾルフ博士の発言
大隈侯爵の死 ほか)
1923(大正12)年(無題(叙勲候補者リスト)
普通選挙に対する不穏な動き・国内情勢 ほか)
1924(大正13)年(フランス新聞協会の義援金で建てられた天幕病院の開院式
清浦内閣と国会の解散 ほか)
1925(大正14)年(東京の日仏親善団体の合同主催による懇親会でのスピーチ
日仏会館の開館式)
1926(大正15・昭和元)年(政治と金、国会議員の汚職スキャンダル
「壮士」に対抗する闘い ほか)
1927(昭和2)年(ポール・クローデルからA・レジェ宛の私信
京都日仏学館 ほか)
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館書庫210.6 16272718図書在架