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著者 :長谷川 伸
出版者:講談社
出版年:2015年2月
分類:F
形態:図書
◎本のあらすじ
歴史は多くの血と涙、怨みによって成り立っている。御一新と「年貢半減」の理想を信じて各地を転戦するも、薩長に「偽官軍」の汚名を着せられて下諏訪に散った相楽総三ひきいる赤報隊。彼ら憐れむべく悼むべき「草莽の志士」はいかなる者たちだったのか。一人ひとりの生死を丹念に追うことで、大衆文学の父は「筆の香華」を手向けた。
◎目次
木村亀太郎泣血記
江戸の薩摩屋敷
栃木宿の戦闘
出流岩船の戦い
八王子・相州荻野山中の変
薩邸焼討の朝
江戸湾の海戦
上陸組の生死
赤報隊の進軍
志士殺戮の前
信州追分の戦争
桜井常五郎捕わる
相良総三の刑死
是非千載の死
◎著者紹介
長谷川 伸
大正・昭和時代の劇作家・小説家。大衆文学の父ともよばれる。1884年、横浜に生まれる。幼くして母と別れたのち、家が没落して辛酸をなめる。新聞記者となり、やがて小説、戯曲の執筆に手を染める。「沓掛時次郎」「瞼の母」「一本刀土俵入」など世にいう“股旅物”ジャンルを確立する一方で、「相楽総三とその同志」など、入念な考証に基づき「史実」の意味を問う作品を世に送りだした。また、門から村上元三、山岡荘八、池波正太郎、平岩弓枝らを排出した。1963年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1橋本図書館開架F 32257966図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 サガラ ソウゾウ ト ソノ ドウシ
相楽総三とその同志
叢書名 コウダンシャ ガクジュツ ブンコ
講談社学術文庫
2280
著者名1 ハセガワ シン
長谷川 伸/〔著〕
長谷川伸(はせがわ・しん);1884年(明治17年)~1963年(昭和38年)。大正・昭和時代の劇作家、小説家。大衆文学の父ともよばれる。1884年(明治17年)横浜に生まれる。幼くして母と別れたのち、家の没落によって小学校を三年で中退。さまざまな職業を転々として辛酸をなめる。軍隊を除隊後、新聞記者となり猛勉強を重ね、劇評などで頭角をあらわした。やがて小説、戯曲の執筆に手を染める。「沓掛時次郎」「瞼の母」「一本刀土俵入」など次々にヒットをとばし、世にいう「股旅物」ジャンルを確立する。また文学勉強会「新鷹会」を主宰し、門下生には村上元三、山手樹一郎、山岡荘八、戸川幸夫、池波正太郎、平岩弓枝らを輩出した。その一方で「荒木又右衛門」など、入念な考証に基づき「史実」の意味を問う作品を世に送りだしており、本書『相良総三とその同志』は維新の動乱のなかで圧殺されていった「草莽の志士」たちの姿を刻んだ「紙の碑」「筆の香華」である。
出版者 コウダンシャ
講談社
出版年 201502
分類 913.6
ページ 591p
サイズ 15cm
ISBN 978-4-06-292280-7
価格 1580
内容紹介 歴史の姿とはなにか。本書は、大衆文学の巨匠が全力で刻みつけた「紙の碑」であり、虚心に草莽の志士に手向けた「筆の香華」である。
一般注記 「長谷川伸全集 第7巻」(朝日新聞社 1971年刊)の抜粋