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著者 :フィリップ・ボール
出版者:化学同人
出版年:2023年12月
分類:421.3
形態:図書
◎本のあらすじ
量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。
◎目次
量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である)
量子力学は、本当は量子の話ではない
量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある)
量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある)
何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる
量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない)
どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り)
すべてを一度に知ることはできない
量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない
「不気味な遠隔作用」はない
日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである
経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である
シュレーディンガーの猫には子がいる
量子力学はテクノロジーに活かせる
量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない
「量子」あなたはほかにいない
物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?)
量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない
底へはたどり着けるのか?
◎著者紹介
ボール,フィリップ
サイエンスライター。「ネイチャー」誌で20年以上編集に携わったのち、著名な新聞・雑誌で科学全般について幅広い執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
松井 信彦
翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

所蔵件数は1件です。

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架421.3 35441112図書貸出中

詳細情報

名称書誌情報
書名 リョウシ リキガク ワ ホントウ ワ リョウシ ノ ハナシ デワ ナイ
量子力学は、本当は量子の話ではない
副書名 キミョウ ナ カイシャク カラ ノ ダッキャク オ サグル
「奇妙な」解釈からの脱却を探る
著者名1 フィリップ ボール
フィリップ・ボール/著
【フィリップ・ボール】サイエンスライター。「ネイチャー」誌で20年以上編集に携わったのち、著名な新聞・雑誌で科学全般について幅広い執筆活動を行っている。著書に『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 マツイ ノブヒコ
松井 信彦/訳
【松井信彦】翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了。訳書にクローズ『宇宙に質量を与えた男』(早川書房)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 カガクドウジン
化学同人
出版年 202312
分類 421.3
ページ 337p
サイズ 19cm
ISBN 978-4-7598-2069-0
価格 2800
内容紹介 ファインマンの「量子力学を理解している人は誰もいないと思う」という言葉を出発点に、量子論は実験結果に合い、計算は技術にも応用されているが、その意味について、まだ誰も確定的なことを言っておらず、多くの考え方に分かれているという内容を解説する。
件名 量子力学

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