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出版者:白水社
出版年:2018年7月
分類:946
形態:図書
◎本のあらすじ
16歳年上の兄カール・ハインツは、ヒトラーユーゲントの教育に染まり、武装親衛隊のエリート部隊である「髑髏師団」に入隊する。ハリコフ攻防戦やクルスクの戦いにも参加するが、戦闘中に両足に重傷を負い、切断を余儀なくされ、ウクライナの野戦病院で息を引き取った。第一次世界大戦に自ら志願して従軍し、第二次世界大戦でも戦った父は、兄を誇りに思い、その死を深く悔やむ。いっぽう母は、息子が戦争犯罪に加担しなかったと固く信じながら、戦地から届いた兄の遺品を、半世紀にわたり化粧台に入れて大切に保管していた。兄より年長の姉は、娘である自分が兄ほど父に愛されなかったことを自覚しつつ、それでもやはり自分は父に愛されていたと信じようとする。兄の遺した日記や手紙を読みながら、著者は、戦争の記憶をほとんどもたない自身の半生、さらには両親や姉の人生を振り返る。ナチズムと国家による暴力、戦時下の小市民の生活について、短いテクストの集積で語りつつ、読む者に深い問いを投げかける。
◎著者紹介
ティム,ウーヴェ
1940年ハンブルク生まれ。家業の毛皮製品店を継ぐべく修行をするが、父の死後、店をたたんで大学入学資格を取得。ミュンヘン大学で哲学とドイツ文学を学び、パリのソルボンヌ大学にも留学。戦後の西ドイツで民主主義教育を受けた第一世代にあたり、パリから戻った1967年以降、学生運動にも参加。1970年代から作家活動を始め、1993年の『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』(河出書房新社)、2001年の『赤』などの作品で一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
松永 美穂
ドイツ文学者、翻訳家。早稲田大学文学学術院文化構想学部教授。主要訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(毎日出版文化賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

所蔵件数は1件です。

現在の予約件数は0件です。

No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1相模大野図書館開架946 33631193図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 ボク ノ アニ ノ バアイ
ぼくの兄の場合
叢書名 エクス リブリス
エクス・リブリス
著者名1 ウーヴェ ティム
ウーヴェ・ティム/著
【ウーヴェ・ティム】1940年ハンブルク生まれ。ミュンヘン大学で哲学とドイツ文学を学び、パリのソルボンヌ大学にも留学。パリから戻った1967年以降、学生運動にも参加。1970年代から作家活動を始め、1993年の『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』(河出書房新社)、2001年の『赤』などの作品で人気作家に。2001年にバイエルン芸術アカデミー賞を受賞。ほかにも2009年のハインリヒ・ベル賞など数多くの文学賞を受賞している。ミュンヘン在住。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 マツナガ ミホ
松永 美穂/訳
【松永美穂】ドイツ文学者、翻訳家。早稲田大学文学学術院文化構想学部教授。主要訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(毎日出版文化賞特別賞受賞、新潮社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 ハクスイシャ
白水社
出版年 201807
分類 946
ページ 191p
サイズ 20cm
ISBN 978-4-560-09056-5
価格 2200
内容紹介 1942年、ナチ・ドイツの武装親衛隊に入隊し、翌年、19歳の若さで戦死した兄。戦後民主主義の教育を受けて育った弟である著者が、残された日記や手紙から兄の人生を再構成しつつ、「戦争の記憶」とは何かを問いかける。
件名 世界戦争(1939~1945)-ドイツ