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著者 :王 聡威
出版者:白水社
出版年:2018年8月
分類:923.7
形態:図書
◎本のあらすじ
本書は、2013年に起こった「大阪市母子餓死事件」がモチーフになっている。当時マンションの一室で28歳の女性と3歳の息子が餓死状態で見つかり、電気とガスも止められていた。母子の孤独死は、無縁社会を象徴する事件として台湾でも大きく報じられ、衝撃を受けた著者は、舞台を台湾に置き換えて、本書を書き上げた。主人公の美君は、6歳の娘・小娟と暮らす30代の女性。あるとき、夫の阿任から暴力を受け、美君は家を出る。地下鉄で20分しか離れていない家に移り、夫からの連絡をひそかに待ちながら、夫のこと、元彼のこと、職場のこと、結婚・出産の時のことなど、過去をさまざまに思い返す。一方で、夫、元彼、同僚、親、弟、友人の独白からは、まったく異なる美君の姿が浮かび上がってくる。他者からどう見られるかを常に意識して行動し、自分が選ばれるべき人間だと自負する美君。Facebookのページを開設し、グループLINEにも参加してはいたが、つながっている人はほとんどいなかった。すれ違う意識と噛み合わない現実。美君は、しだいに自らを追い込んでいく…。
◎著者紹介
王 聡威
1972年、台湾・高雄生まれ。国立台湾大学哲学科卒、同大学芸術史研究科修士。デビュー以降、台湾文学賞、宗教文学賞、打狗文学賞など、数々の文学賞を受賞。2003〜05年には、甘耀明、伊格言ら7人の若手作家たちと「8P」を結成、新たな創作活動を宣言する。08年刊行の長篇小説『濱線女兒―哈瑪星思戀起(浜線の女―ハマセン恋物語)』で巫永福文学賞を受賞。雑誌編集者としても活躍しており、09年、台湾を代表する文芸誌『聯合文学』の編集長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
倉本 知明
1982年、香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了、学術博士。台湾文藻外語大学助理教授。専門は比較文学。2010年から台湾・高雄在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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所蔵

所蔵件数は1件です。

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No.所在場所置き場所分類図書記号巻冊記号資料コード形態状態禁帯
1市立図書館開架923.7 33030370図書在架

詳細情報

名称書誌情報
書名 ココ ニ イル
ここにいる
叢書名 エクス リブリス
エクス・リブリス
著者名1 ワン ツォンウェイ
王 聡威/著
【王聡威】1972年、台湾・高雄生まれ。国立台湾大学哲学科卒、同大学芸術史研究科修士。デビュー以降、台湾文学賞、宗教文学賞、打狗文学賞など、数々の文学賞を受賞。2003~05年には、甘耀明、伊格言ら7人の若手作家と「8P」を結成、新たな創作活動を宣言する。08年刊行の長篇小説『濱線女兒─哈瑪星思戀起(浜線の女―ハマセン恋物語)』で巫永福文学賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者名2 クラモト トモアキ
倉本 知明/訳
【倉本知明】1982年、香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了、学術博士。台湾文藻外語大学助理教授。専門は比較文学。2010年から台湾・高雄在住。訳書に伊格言『グラウンド・ゼロ―台湾第四原発事故』(白水社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版者 ハクスイシャ
白水社
出版年 201808
分類 923.7
ページ 249p
サイズ 20cm
ISBN 978-4-560-09270-5
価格 2800
内容紹介 幼い娘を抱える30代の平凡な主婦・美君は、夫や親、同僚、友人たちとの関係をなぜ次々に断っていったのか…。日本の孤独死事件を台湾の異才が小説化。誰にでも起こりうる震撼の事件の全貌を、独白体によって鮮烈に描き出す。